化粧品原料事典 【ニーム】

化粧品原料辞典

ニーム

別名 インドセンダン
学名 Azadirachta indica
分類 センダン科アザディラクタ属の常緑高木
原産 インドなど
化粧品表示名称 メリアアザジラクタ葉エキス

主な有効成分は・・・

ニームはインド、南アジア、アフリカ、中南米などの熱帯地方に自生、栽培されるセンダン科の常緑樹で、

成長すると15~20メートルに達します。

その葉、樹皮、枝、種子などほとんどの部位に薬効があるとされ、

特にインドでは 「村の薬局」 とも呼ばれて、

生活に欠かすことのできない植物になっています。

抗マラリア薬、寄生虫の駆除、潰瘍、湿疹などの治療、虫よけ
樹皮 熱病の治療、強壮剤
歯磨き、歯周病治療
種子 石けん、整髪料、皮ふ病治療

ニームについては、1960年代から盛んに研究がなされており、

その主な有効成分としてはニームに特徴的な

  • ニンビン
  • ニンビディン
  • フラボノイド(ケルセチン、イソクエルシトリン、イソミリシトリン)
  • 精油
  • タンニン

などが報告されています。

ニンビン

ケルセチン

ニンビンには、抗炎症薬、解熱剤、抗真菌薬、抗ヒスタミン薬、殺菌剤としての性質を持つとの報告があります。

ケルセチンは、柑橘類、玉ねぎ、ソバなどの多くの植物に含まれているフラボノイドの一種で、

昔から染料として用いられてきました。

抗炎症作用や強い抗酸化作用を示すことが報告されている。

化粧品には・・・

ニームには、皮膚を清潔に保ち、保湿する作用があります。

このため、ハーブの一種としてヘアケア、スキンケアに用いられています。

アーユルヴェーダでは、抗アレルギーや殺菌作用・消毒作用があると言われており、

湿疹や炎症、乾燥などに有効的とされています。

また、フケやシラミにも効果があると言われています。

具体的な使い方としては、

ハーブシャンプーにニームを追加して使用する。

ニームをお風呂に入れて香りを楽しんだりお肌を清潔に保ったりする。

敏感肌で石けんが使えないときに、ニームをお湯につけて、その水で体を洗う。

などなど。

また、ニームオイルは保湿効果が高いので肌が乾燥するときに塗りこむと良いです。

かかとのひび割れなどにも良いでしょう。

また、痒みがある部分に塗りこむとカユミを抑えてくれる場合がありますので、試してみると良いでしょう。

科学的には・・・

ニームの研究開発の結果、次のような効果が有ることなどが報告されています。

  • 皮ふの透明感向上作用
  • メラニン抑制作用
  • SOD様作用(活性酸素の除去)
  • COX阻害作用(炎症を引き起こす酵素の活性を阻害)
  • ヒスタミン抑制作用
  • 炎症抑制作用
  • リパーゼ活性化作用

などです。

さすが、「村の薬局」 と呼ばれるだけのことがあって、様々な生理活性をしてくれます。

ニームが入っているだけで、皮ふや頭皮の炎症やかゆみを抑えてくれたり、保湿をしてくれるだけでなく、頭皮に使えば頭皮環境を清浄にして、髪が育つ土壌を保ってくれますね。

あわせて保湿もしてくれる、なんともすぐれものの 「村の薬局」 です。

ニームを配合した商品

そんなニームを配合した商品があります。

リマサリ

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