リケラレドックストリートメントは疎水に効く

博士のつぶやき

リケラレドックストリートメントは疎水に効く

リケラのアミノエチルジスルフィドケラチンは高分子ケラチンに多数のS-S結合とカチオン(+)を保有しています。

と言うことは、活性化する前のアミノエチルジスルフィドケラチンはダメージした髪のような親水化して⊖の電荷を多く持つ箇所に吸着されます。

一方、アクチベーターによりアミノエチルジスルフィドケラチンが活性化されると、図の右のような構想になり、(+)が減ることで、かなり疎水的な状態に変化します。

つまり、活性化したリケラのリノベータ―ケラチンは、親水的な個所には吸着されにくく、落ちやすいことを意味します。

したがって、ダメージ毛へ活性化リケラを使い骨格矯正する場合は、根元から中間にかけては疎水環境が残っており、活性化リケラは吸着されやすいために効果が高いのに対し、毛先あたりにかけて親水性が高いダメージを持っていると、活性化リケラは吸着されにくく、逆に残留するアクチベーターの還元によるダメージが目立ちやすくなります。

この構造の変化を考えると、親水化した毛先あたりは、できるだけ疎水的な前処理をしておかないと、活性化したリノベータ―ケラチンの効果を出せないことになります。

したがって、水をつけると吸水して伸びやすくなるダメージ箇所ほど、疎水の前処理は大切であることがわかると思います。それが、リトルでリケラを使用する前に、ネオの処理剤や疎水を勉強してほしいと言っている理由にもなります。

よく、「前処理に3種ミストをつけて、 特トリをつけて」と、マニュアル的に塗布するだけで疎水になると勘違いしている方がいますが、3種ミストも特トリもパワードベータも疎水にするために髪に揉みこんだり、圧縮蒸気を併用したり、さらにハードダメージにはビヤクを加えたりして、引っ張っても伸びないような疎水状態を確認しておくことが大切ですね。

FBで以前にも書きましたが、ダメージ箇所には3種ミストでよく揉みこみ、その上からビヤク:パワードベータ=1:1や、ビヤク:特トリ=1:1などで親水状態から疎水状態に(引っ張ってもしっかりしている状態)にしておくことが、活性化リケラの効果をあげるためにも大切だと理解していただければ、「リケラは毛先がね~?」と言われないと思います。

さらに、ダメージ箇所は内部の骨格矯正できても、擬似キューティクルつくりはやはり別に必要です。

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